美容師が持っていると役立つ資格とは?仕事の幅が広がる資格をご紹介!

公開日:2022/10/15  最終更新日:2023/03/23

美容師は、髪のプロ・専門家というイメージがありますが、より活躍するためには髪だけでなく美容全般の知識を持っていなければいけません。ステップアップのために、資格を取得される人も多いです。この記事では、美容師が持っていると役立つ資格についてまとめています。美容師免許と合わせて持っていることで、仕事の幅が広がるでしょう。

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美容師に関する資格

美容師といえば髪の専門家です。髪に関する知識をより深めることができる資格をまとめてみました。

ヘアケアマイスター認定試験

日本ヘアケアマイスター協会が実施している認定試験で「美容業界で名誉と権威ある称号」と位置づけられています。取得することでお客さんにより安心してサロンに来てもらうことができます。

ヘアケアマイスターは、お客さんの髪質やダメージの状態をチェックして、分かりやすく説明します。そしてその髪の状態に合わせて施術の説明を行い、お手入れ方法やスタイリングの方法なども伝えます。

この試験は、美容師や理容師の国家資格に合格していて、美容師や理容師として仕事をしている人のみ受けることができます。試験は4段階に分かれていて、徐々にステップアップできます。

管理美容師

美容室を開業するにあたり必要な資格です。独立を目指す場合や、開業する場合は取得が必要です。受験資格は、美容師の免許を取得して3年以上美容業務に従事していることです。この条件を満たしていると、管理美容師の資格取得のための講習会に参加できます。

福祉美容師

福祉美容師は、高齢者や障害を持っている方のために施術を行う美容師です。訪問美容の需要が高くなっているため注目されています。施設へ訪問し、髪を切ることは美容師であればできますが、介護が必要な方は、配慮しなければならないこともあります。そのため、安全に行うためにも資格があると安心でしょう。美容師免許があれば受講できます。

メイクに関する資格

美容室では、ヘアセットだけでなくメイクも行うことが多いです。メイクに関する資格を保有していれば、ヘアメイクを担当できます。メイクに関する資格は民間資格が沢山あるので、自分に合う方法で受講しましょう。

日本メイクアップ技能検定試験

一般社団法人JMAの実施する試験です。1級、2級、3級に分かれていて、メイクの技術力を証明できます。1級はモデルの要望を聞いて、悩みに合わせて美しいメイクをできる技術があることを証明できます。プロとしてメイクをするために1級を目指したいものです。まずは3級からレベルアップしていくことになります。

日本メイクアップ知識検定試験

一般社団法人JMAの実施する試験です。基礎知識を身につけるベーシックと応用を身につけるアドバンスに分かれています。メイクアップ、スキンケア、化粧品、皮膚、顔分析、メイクアップの修正などを学びます。美容業界や化粧品業界で働かれる方が取得している資格です。

日本化粧品検定

一般社団法人日本化粧品検定協会による試験です。化粧品の選び方やメイク方法、美肌に関する基礎知識を身につけることができます。化粧品の成分なども学びます。化粧品の専門家としてお客さんにアドバイスできます。

メイクセラピー検定

お客さんのメンタル面までケアできるカウンセリング要素も含めたメイクの資格です。3級、2級、1級、特級があります。

ネイル・まつ毛に関する資格

美容室では、ネイルケアやまつ毛パーマなどの施術を行えるサロンもあります。そのような施術ができれば、活躍の場は広がるでしょう。ネイルやまつ毛に関する資格をまとめておきます。

ネイリスト技能検定試験

公益財団法人日本ネイリスト検定試験センターの試験で、国際的に通用するネイリストを目指します。3級、2級、1級があります。

プロアイリスと技能検定

日本まつげエクステ協会による試験です。まつ毛エクステの資格試験で唯一「内閣総理大臣認証法人職業技能評価機構認定」という認定をされている資格で、合格すれば「プロアイリスト」という呼称を使用できます。

カラーに関する資格

美容の仕事では、カラーに関する資格も持っていると役立ちます。

色彩検定

公益財団法人色彩検定協会による試験です。色に関する知識と技能を学び、色による効果を踏まえた色の活用方法を身につけます。3級、2級、1級、UC級があります。

カラーコーディネーター検定

東京商工会議所による試験です。色の知識を身につけて、それを活かしたコーディネートができる技術を証明します。3級、2級、1級があります。

パーソナルカラリスト検定

日本カラリスト検定による試験です。その人に合う色を提案できるようになります。

そのほか美容師の仕事に役立つ資格

このほかにも、着付けの資格や、エステ関連の資格、ブライダル関連の資格を取得しておくことで、よりさまざまな方面で活躍できるでしょう。

まとめ

美容師が持っていると役立つさまざまな資格を紹介しました。資格取得には時間や費用がかかります。一度にさまざまな資格を取得することは難しいかもしれません。まずは、自分がどのように活躍したいのか、美容師としてどう成長したいのかということを考えて、取得する資格を選んでみましょう。美容師として活躍の場を広げることができる資格ばかりなので、ぜひ挑戦してみてください。

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