派遣の美容師として働くメリットとは?働き方や流れをご紹介!
美容師免許と勤務経験を活かした仕事をしたいと考えている人に、今回の記事はおすすめです。派遣の美容師として働くメリットとデメリットを紹介します。多くの美容室は人手不足に悩んでいるので派遣の美容師の需要はあります。また、年齢を問わず働けるので、やってみたいと思う人は記事を参考にしてください。
派遣の美容師として働くメリット
メリットを5つ紹介します。ライフワークバランスを犠牲にすることなく働けます。
自分の条件に合う美容室で働ける
美容室の立地、勤務時間、業務内容などの条件が自分と合う美容室で働けるのがメリットです。このため、ライフワークバランスを犠牲にすることがありません。
派遣の美容師以外にも副業している人、土日祝は子どもと過ごしたい人、副業として週末に派遣の美容師として働きたい人、介護の合間に不定期で働きたい人などにおすすめです。
あらかじめ決まっている業務に集中できる
正社員の場合、カット、カラー、パーマ、スタイリング、シャンプー、接客などの美容師としての仕事以外に、在庫管理や社員教育なども行わなくてはいけません。派遣の美容師は、あらかじめ決まっている業務だけ仕事をすればよいので、自分の業務に集中できるのがメリットです。
年齢を問わず働ける
美容師は定年がありません。年齢を問わず働けるのがメリットです。美容師の資格と経験があれば問題ありません。ただし、シニアの場合は自分の条件に合う美容室を見つけるのが難しいときもあるので、派遣会社に登録して美容室を見つけてもらうのがよいでしょう。
人間関係に悩まされることが少ない
短期間だけ、週に一度だけ、決まった時間だけ美容室で働くので、社員や顧客の人間関係に悩まされることが少ないのがメリットです。自分と合わない人がいても短期間だけの付き合いだと割り切れるので、長期間にわたり人間関係に悩むことがありません。
ライフスタイルに合わせて働ける
自由にシフトが組めるのがメリットです。一般的なアルバイトやパート勤務では就業時間が決まっているので、指定されている就業時間は勤務しなければいけません。しかし、派遣の美容師は、ライフスタイルに合わせて勤務可能な日時を指定できるので、無理なく働けます。
派遣の美容師として働くデメリット
デメリットを3つ紹介します。職場を転々とすることに抵抗がない人や、扶養内で働きたい人には向いているので問題ありません。
気に入った美容室で長期間働けないことがほとんど
派遣の美容師は、週末だけ、2か月だけ、社員の休業中だけ勤務するというようなスポット的な採用が多いので、気に入った美容室で長期間働けないことがデメリットです。このため、環境の変化に疲れてしまうことがあります。また、職場を転々とするので落ち着かない気持ちになるでしょう。
歩合給がない
正社員の美容師とは異なり時給制なのがデメリットです。どんなに頑張って成果を出してもインセンティブがありません。このような働き方に慣れている人であれば問題ありませんが、それまで働いていた美容室が歩合制だった場合、モチベーションが低下してしまう可能性があります。
扶養内で働きたい人は時給制のほうが適しているのかもしれませんが、収入を増やしたい人や、歩合制を希望する人は、業務委託や直接雇用の働き方が向いているでしょう。
研修に参加できないことがある
福利厚生として研修制度がある美容室でも、派遣の美容師は研修に参加できないことがデメリットです。派遣の美容師は職場を転々とするので、研修にコストをかけて育成してもコストを回収できない可能性があります。
このため、研修に参加できないことがほとんどです。美容師としてトレンドを知ることやスキルの向上は必須なので、自分で工夫して勉強するしかありません。
派遣の美容師になる方法や働くまでの流れ
自分の条件に合う美容室を自分で見つけるのは難しいので、派遣会社のサービスを利用してみましょう。
派遣会社に登録する
一般的な派遣会社と同じく、まずは派遣会社に登録します。派遣会社のサイトから申し込みできます。
派遣会社で面接を受ける
派遣会社から指定された日時に面接を受けます。この際、履歴書、マイナンバーカード、身分証明書、美容師免許のコピーなどを持参するようになっていることが多いので忘れずに持参しましょう。
また、派遣会社にもよりますが、面接だけではなくスキルチェックを受けることもあります。面接やスキルチェックの後に、働く美容室が指定されます。
美容室で就業する
派遣会社から指定された美容室で指定された期間働きます。契約期間が満了したタイミングまたは指定された時期に給与が支払われます。時給はアシスタントとスタイリストで異なるので確認しておきましょう。
まとめ
派遣の美容師は、主婦やシニアの美容師に人気です。子育てが落ち着いたタイミングや、会社を定年退職した後に働きたいと考えている人は派遣会社に登録してみましょう。
ライフスタイルに合わせて働けるので、無理なく仕事を継続できます。ただし、スキルアップやトレンドを知るための研修が受けられないことがほとんどなので、その部分は自分で工夫して取り組む必要があります。