美容師の定年は40歳って本当!?40歳以降の働き方と合わせて解説!

公開日:2022/12/15  最終更新日:2023/03/23

美容師は平均収入が低めで、働く平均年齢が30代前半といわれています。本記事では、美容師の定年が40歳というのは本当なのか解説するとともに、美容師の40歳以降の働き方をお伝えします。美容師として、働き続けたほうがよいのか迷っている方や、美容師として40歳を迎える方はぜひ参考にしてください。

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美容師に定年はない

美容師免許は、一度取得してしまえば免許の取り消しがない限り一生有効になる資格です。一般企業のように、定年がないため自分でできる限りは続けることができる職業でもあります。

ただ、流行に敏感である職種であることから若手のトップスタイリストが活躍しているのも事実です。長く美容師を続けている方は、地域のお客さんを大切に働き続けている人が多くいます。

商店街や住宅街の一角で、美容室を長年経営されているお店もあります。家族や知人が同じ美容師が対応してくれるという理由で、リピーターとしてお客さんを獲得していく美容師も多いでしょう。

最近では、自分の体と相談しながら引退の時期や働き方を考える美容師が増えていて年を重ねていても美容師として活躍されている方も多くみられます。

美容師の40歳定年説の真相

美容師が40歳で定年するという説が流れているのは、生活面や体力面から離職する人が多いためです。また、40歳から自分のお店を構え管理者から離れる人も多くいます。厚生労働省の統計調査によると、美容師・理容師の40代までが93.6%を占めており数字から見ると40歳定年説はうなずけます。

ただ、実際には50代以上の美容師・理容師も6.4%いるため40歳定年説が本当であるということは一概にいえません。実際には、キャリアを積んだベテラン美容師が、違うステージで活躍されているケースも多くみられます。

また、ネイリストやエステティシャンなど同じ美容界で働く方もいるでしょう。家庭との両立を考え、パートやアルバイトとして働く方もいるようです。

40歳以降の美容師の働き方

美容師として、40歳を区切りとして考えている美容師もいるでしょう。40代になると、こどもの学費や自身の体の不調など悩みも多くなります。40歳以降になり美容師として働いていく方法を解説します。これから、美容師として40歳を迎える方はぜひ参考にしてください。

マネージャー

しっかりと実績を積み重ねた美容師であれば、マネージャーとして活躍できるでしょう。マネージャーであれば、スタイリストに比べ収入面で有利になります。

また、新人教育や商品管理、販売計画など業務内容も多岐にわたり長期的に関わる仕事が多くなります。マネージャーになるためには、スキルも必要ですがコーチングやマネジメントの資格を習得しておくといいでしょう。

ほかには、お店のオーナーになりお店の経営をしながら、時々お客さんの施術をする働き方もあります。たとえば、腰を悪くしてしまった人や手荒れがひどく施術をすることを控えたい人にはおすすめです。

経営者・オーナーとして働く

美容師は、25歳~35歳で独立を考える人が多く、実際にお店を構える人も多くいます。お店のオーナーであればお店の経営をしながら、時々お客さんの施術をする働き方もあります。

たとえば、腰を悪くしてしまった人や手荒れがひどく施術をすることを控えたい人にはおすすめです。経営者になるまでは、ある程度お店で経験やスキルを身に着ける必要があります。まず、スタイリストに昇格し多くの指名を頂けるようになれば、お店を出す後押しになるでしょう。

ただ、技術力だけではいきなり成功することは少なく、経営センスや人脈なども必要になります。マネージャーとしてスキルを磨いてから経営者を目指すのもいいでしょう。

また、早い段階でお店の開業資金を集めておくことも大切です。スタイリストの段階で、コツコツお金を貯めることを忘れずに独立を目指すとタイミングが早まるといえます。

訪問美容師として働く

最近では、なかなか美容室へ行けないお年寄りのために訪問美容師を雇っているお店もあります。訪問美容師は、お客さんの自宅や介護施設、病院を訪れ高齢者のカラーやカットを行う美容師です。高齢化が進む日本では、今後ますます活躍の場が広がる見込みがある働き方です。

また、第2の道として美訪問容師として活躍されている方も多くみられます。ただ、訪問介護士は高齢者を相手にすることが多いため介護職員初任者研修課程修了資格を取得するとスムーズに仕事を始めることができるでしょう。

フリーランスとして働く

フリーランスとは、自分でお店を構えずにサロンの一角やシェアサロンなどで働く働き方です。自分のライフスタイルに合わせて働くことができるため、無理な働き方をせずマイペースに仕事をすることが可能です。ただ、収入面では不安定になりやすいため働く前に自分に合っているか考えてから働くことをおすすめします。

まとめ

本記事では、美容師の定年が40歳というのは本当か、40歳以降の働き方を解説しました。たしかに、40歳以降は美容師としての働き方を変え、離職してしまう方も少なくありません。

ただ、美容師は40歳から選択肢が広がり視野も広がる職業でもあります。本記事が、40歳を迎え美容師としてどのように働いていくか迷っている方の参考になれば幸いです。

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