美容師の1日はどのように過ぎる?スケジュールをご紹介!
美容師というと、カットやカラーを専門に行うイメージを浮かべるでしょう。しかし、カットやカラーだけが仕事ではない美容師の仕事は1日の中でもさまざまな業務を行います。本記事では、忙しい美容師の1日の過ごし方や主に行う業務内容について解説します。もし、美容師に将来なりたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
美容師の仕事内容
美容師の仕事内容は、多種多様であることをご存知でしょうか。店内だけではなく、スタジオや結婚式場で仕事を行う場合もあり業務内容も多岐に渡ります。美容師の仕事内容を、おおまかに分けて5つ紹介します。美容業界に憧れを持っている方や、美容師の仕事に就きたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
ヘアカットやスタイリング
ヘアカットやスタイリングは美容師の基本的な仕事でもあります。ただ、人によって髪の毛の癖や、希望に沿って行う技術が必要になります。
まず、お客さんのニーズに合わせて髪の毛をカットすることから始まり、スタイリングを行うことが大切です。最後は、お客さんの希望に沿ってブローし、ワックスなどでスタイリングします。
カラーリングとパーマ
カラーリングやパーマは、特殊な技術と専門知識を必要とする施術です。一言に、カラーリングといっても白髪染めやおしゃれ染があります。
また、パーマは髪の毛にウェーブをかけたり、縮毛育成によってストレートにしたりするものもあります。お客さんの髪質に合わせるため、コードなテクニックを必要とします。
着物の着付け
美容師は、美を専門する職業であるため着物の着付けをできれば仕事の幅も広がります。成人式や結婚式では、着物の着付けができる美容師が必要とされます。
たとえば、浴衣や着付けができる着付け技能士という国家資格が存在します。また、着物の着付けができる人には、特別手当を支給する美容室も存在するため活躍の場面も大きく広がるでしょう。
ネイルやメイク、まつ毛エクステ
最近では、髪の毛に関するサービスだけではなくネイルやメイク、まつ毛エクステといった分野を行う美容室が増えています。
トータルビューティーサロンでは、ネイルやメイクは特別な資格がなくても、就職ができるお店もあります。ただ、髪以外のスキルがあり専門的な知識を持っている方であれば仕事の幅も広がるでしょう。
カウンセリングやアフターフォロー
初めて来店されるお客さんには、カウンセリングを行うことで髪質の悩みや希望を聞くことが大切です。お客さんの希望を最大限に聞き出すことで、ひとりひとりに合ったヘアスタイルを提供できます。お客さんへ施術内容や料金の説明など、不安がないように詳しく説明しましょう。
また、コミュニケーション力を発揮してアフターフォローも行いリピーターになってもらうためにアドバイスも行います。
午前の主な業務
多くの美容室は、開店時間が10:00というお店がほとんどです。ただ、美容師は朝に行う業務が多いため、開店の1~2時間前に出勤する場合が一般的です。少し早めに出勤して、すぐにお客さんへ対応できるようにするためです。出勤すると、店内の掃除や朝礼、予約の確認などを行います。
また、お店が開店したらアシスタントに確認しながら、お客さんへの施術を行います。お客さんの希望に沿いながら、サービスを提供することが大切です。
午後の主な業務
美容師のお昼休憩は、時間が決まっていないため来客の流れが落ち着いた人から順次休みます。午後からも、お客さんの施術を主に行いながらサービスを提供します。多くのお店では、午後8:00を閉店としているところがほとんどです。
閉店後は、終礼、レジ締め、店内掃除、明日の予約確認を行います。また、技術向上のため閉店後の任務が完了次第、カット練習を行います。
美容師の1日のスケジュール例
美容師は、アシスタントとしての経験を積んだ上でスタイリストとして活躍できます。スタイリストになると、お客さんの施術に集中できます。美容師の1日のスケジュールを、紹介します。美容師を目指す方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
・8:00~10:00:出勤・開店準備・開店美容室の掃除や朝礼、干したタオルの回収などを行い開店の準備をします。
・10:00~13:00ごろまで:お客さんへの施術、サービスを行います。
・13:00ごろ:お昼ご飯食べて、休憩をとります。
・13:00ごろ~20:00まで:閉店までお客さんの施術、サービスを行います。
・20:00:閉店、美容室の掃除、レジを閉める
・20:00以降:カット練習(終了次第)日によってはアシスタントへの指導を行う場合もあります。
まとめ
本記事では、美容師の1日のスケジュールや仕事内容を解説しました。美容師は華やかな職業ですが、1日をとおして見てみると多種多様な内容をこなさなければならない職業でもあります。また、忙しいなかでも、カット練習を行いお客さんとのコミュニケーション力も必要不可欠です。
ただ、美容室の中では働きやすい環境を整え、自由に働けるよう工夫しているお店もあります。本記事では、将来美容師になるか迷っている方の役に立てれば幸いです。